人前で話すのが苦手な人に知ってもらいたい9つのこと

観衆の前のマイク コミュニケーション術

この記事は約 7 分で読めます。

人前で話すのが苦手で困っていませんか?

大勢の人の前に立つと頭が真っ白になる、練習では平気なのに本番だと緊張してしまう。こんな経験をしたことはないでしょうか。

中には「これは性格の問題だから治しようがない」と諦めている人もいるかもしれません。しかし考え方を変え、正しい練習方法を実践すればこの悩みは解決することが可能です。

そこでこの記事では、

  • なぜ人前で話すのが苦手に感じるのか
  • どのような考え方で克服できるのか
  • 人前で緊張せず話すための具体的な方法

について解説します。

人前で上手く話せるようになると他のことでも自信が持てるようになります。ぜひ最後まで読んで堂々と人前で話せるようになってくださいね!


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人前で話すのが苦手な原因

人前で上手く話せるようになりたいのならば、まずは苦手と感じる原因を知りましょう。原因がわかればそれを解消するだけで苦手意識がなくなります。

実は人前で話すのが苦手になる原因はいくつも存在します。どのような原因があるのか確認していきましょう。

失敗を恐れて緊張している

失敗を恐れる

人前で話すのが苦手な原因のひとつに緊張があります。

ではなぜ人は緊張してしまうのかというと、それは失敗したときのことを考えてしまうからです。普段から慣れていることは、失敗する可能性がほとんどないため緊張することはありません。

人前で話すのも同じです。慣れていない人は失敗する可能性が高いため緊張しやすくなります。失敗を恐れ緊張することで「苦手だ」という気持ちを生み出しているのです。

緊張すること自体は別に悪いことはでありません。誰でも失敗は恐いし緊張はするものです。しかし、過度に緊張してしまうと、まともに話すことすらできなくなってしまいます。

一度失敗すると「次もまた失敗するかもしれない」と考え悪循環に陥ります。過去に人前で話すときに失敗した経験のある人は心あたりがあるのではないでしょうか?

自意識過剰になっている

自意識過剰

自意識過剰が緊張を生み出し、苦手意識を作っている場合もあります。

人には承認欲求が備わっているため、他人から認められたい、評価されたいと思うのは自然なことです。しかし、承認欲求も過剰な状態になると緊張を生み出す原因になります。

なぜなら「絶対に失敗してはいけない」「成功しないと認めてもらえない」と考えてしまい、必要以上に頑張りすぎてしまうからです。

また承認欲求は無意識のうちに働くことがあります。口では「他人の評価なんて気にしていない」といいながらも、心のなかでは他人から認められたいと考える人もいます。

自意識過剰で極度の緊張を作り出し、きちんと話をすることができなくなると人前で話すのも苦手と感じるようになってしまうでしょう。

人前で自信を持って話すための考え方

人前で話すのが「苦手」と感じているのは他でもないあなたです。他者から「あなたは人前で話すのが苦手だ」と決められたわけではありません。

つまり自分自身の考えを少し変えるだけでも苦手意識をなくすことができます。これまでネガティブにしか考えられなかったことをポジティブに捉えることができれば人前で自信を持って話すことも可能です。

具体的にどのような考え方をもって人前で話せばいいのか紹介します。

緊張する自分を許す

緊張を許す

失敗を恐れて緊張する人は、自分の緊張を抑えようと必死になります。緊張すればするほど「緊張しちゃだめだ!」と自分に言い聞かせていないでしょうか?

しかし慣れていないことをする際に緊張するのは当たり前のことです。これは一種の脳の癖のようなものなのですから、諦めて緊張している自分を受け入れてしまいましょう。

緊張する自分を許すことができれば何事にも自然体で臨めるようになります。緊張すること=ダメなことと考えず、緊張=自然な現象と考えることで次第に緊張感も和らいでいくはずです。

「お前の顔を気にしているのはお前だけ」

自分の顔を気にしている

人前で話すのが苦手な人は、相手が自分をどう思っているのかを気にし過ぎる傾向があります。

「話し方がおかしい」「オドオドしている」など悪く受けとめられるのではないかと疑心暗鬼になってしまう人もいるでしょう。特に劣等感やコンプレックスの強い人ほど自意識過剰になる傾向があります。

しかし相手は本当にあなたのことを悪く受け止めているのでしょうか? ただなんとなく「悪く見られているかもしれない」と思い込んでいるだけではないでしょうか?

アドラー心理学を解説した「嫌われる勇気」という本の中にこんな一節があります。

「お前の顔を気にしているのはお前だけ」

実際に多くの人は他人のことをそこまで気にして見ていません。あなたが目の前の相手の話し方がそこまで気にならないのと同じように、細かなところに注目する人はほとんどいないでしょう。

「すべて自分が勝手に思い込んでいるだけ」「他人はそこまで自分に興味がない」と考えれば少しは楽に話すことができるのではないしょうか。

聞き手と会話する意識を持つ

会話

人前で話をするときには一方的に何かを伝えようとしてはいけません。一方的に話すと次に何を言うべきか常に考えてしまい焦りや緊張をよびやすくなるからです。

そこで人前で話す時は自分が一方的に話すのではなく、聞き手と会話するという意識を持つようにしましょう。

本当に会話するわけではありませんが、ところどころで聴衆に質問を投げかけるなどの工夫をすることは可能です。相手と普通に会話をしているだけだと考えればプレッシャーも少なくなるでしょう。

行動が感情を作る

行動する

行動を先に起こすことで脳がそれに見合った感情を作り出すという説をご存知でしょうか?

人が何かを行動するとき我々は先に感情があると考えがちです。楽しいから笑う、悲しいから泣くのようにです。しかしこの説では「笑うから楽しくなる」「泣くから悲しくなる」と考えます。

おかしく感じるかもしれませんが、実際最初はやる気のなかった仕事や勉強が、やっていくうちに楽しくなったという経験は誰でもあるはずです。

この考えは人前で話す時にも応用できます。

例えば、嘘でもいいので笑顔を作ってみる。緊張しているけど「普段より緊張しないなぁ」とつぶやいてみる。脳がそれに見合った感情を作り出してくれれば苦手意識は薄れていくでしょう。

うつむきがちで暗い表情だと気分も暗くなり緊張してしまいます。感情は後からついてくると考え、まずは笑顔や背筋を伸ばし胸を張るなど行動を先にとるようにしましょう。

人前で話せるようになる練習方法

何事も練習をしてから本番に臨むことが大切です。人前で苦手と感じず話せるようになるためにも練習は欠かせません。ただし、練習方法を工夫する必要があります。

間違った練習方法では逆に本番で緊張しやすくなるかもしれません。人前で緊張せずに話せるようになるためにはどのような練習をするべきなのか。具体的な方法を紹介しましょう。

原稿は作りこまない

原稿

本番で言いたいことを忘れないために、原稿を作りこみ丸暗記しようとする人がいます。

しかし原稿の作りこみや丸暗記は逆効果です。丸暗記をすると原稿通り話すことを目指そうとしてしまい、途中で少しでも間違ってしまうと頭が真っ白なりやすくなってしまいます。

そこで話す内容は順番と要点のみを覚えておくようにしましょう。例えば新しく入った会社で自己紹介をするような場合は、

1.所属部署と名前
2.会社に入った理由
3.趣味や特技
4.今後やりたいこと

のように箇条書きした原稿を作り覚えるようにします。順番と要点さえ覚えておけば、話が大きくそれることはなく、細かい言い回しを間違ったとしてもそれで頭が真っ白になることはありません。

アウトプットを繰り返す

練習

話す順番と要点を覚えたら、頭の中にある箇条書きに沿って何度も話す練習をしましょう。人はアウトプットを繰り返すことでインプットしたことの記憶を確かなものにできます。

また何度もアウトプットすることで、頭の中で話の流れをイメージできるようになります。文字として記憶するのではなく「伝えたいこと」を一連の流れで覚えることができるので、本番でも自然に言葉が出るようになります。

この方法は原稿を作りこみ丸暗記するより負担が少なく済みます。また、細かな表現については都度微妙に変化しても構わないため心理的なプレッシャーも抑えられるでしょう。

録画して客観的に自分を見る

録画と再生

練習をするときは自分の姿を客観的に見ることが大切です。最近ではスマホなどで気軽に録画できるようになったため、ビデオに映る自分の姿をみて客観的に話し方や立ち振る舞いをチェックしましょう。

客観的にチェックすることで普段は気づかない口癖姿勢に気づくことができます。話すスピードが速い。猫背で自信がなさそうに見える。このような悪い点がわかったらひとつずつ潰していくようにします。

また悪い点だけではなく自分の良い部分も見つけるようにしましょう。悪い点ばかりに目を向けてしまうと気分が落ち込みモチベーションが下がってしまいます。

録画の都度、良い部分を見つけることで「少しずつ成長している」ことが実感できます。成長の実感は自信にもつながるため、ぜひたくさん見つけてあげてくださいね。

まとめ

人前で話すのが得意になるためには、まずは考え方を変えることです。

本文でも紹介したように人は誰でも緊張します。それは避けられないものだと考え、ネガティブな気持ちにならないことが大切です。その上で練習を繰り返せば徐々に人前で上手く話せるようになります。

練習では実際に第三者にみてもらうというのもいいかもしれません。もし周囲にお願いできるような人がいない場合は、話し方教室に通ってみるのもひとつの手です。

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というわけで今回は人前で話すのが苦手な人に知ってもらいたいことを紹介しました!

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この記事を書いた人
きむにぃ

教え方コンサルタント、話し方コーチ。長年にわたりコンタクトセンターの研修講師として従事。自身が開発した業務研修では、独自の教育ノウハウを用いて離職率35%→0%を達成した。2018年、うつで休職したことをきっかけに教え方コンサルタントとして独立。また、株式会社クラウドワークスが提供するマンツーマンのスクールサービス「サイタ」では合格率11%の認定試験を通過。コミュニケーション力を上げる話し方コーチとしても活躍中。

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